CRMを2倍効かせるマーケティング講座 第20回
次期Synergy!の目指す場所 第2回(全2回)
Synergy!の系譜としての正常進化
単なる機能提供からマーケティング全体をマネージメントできるサービスへ転換していく中で、「iNSIGHTBOX
」と「Synergy!360
」という2つのサービスが具体的に派生していきました。どちらもまだまだ進化過程です。共通するのは、「膨大なデータから必要な知見を抽出する」点にあります。
「iNSIGHTBOX」の詳細については同サービスのWebサイト
を参照いただければと思いますが、「Synergy!360」はPDCAだアルゴリズムだ、という前に「既存のメール配信やデータベース運用をもっともっと簡単にしてほしい!」という強い顧客ニーズにもお応えしていく必要がありました。また、高度な分析・最適化機能だけではなく、日々の業務で使うアプリケーションとしての正常進化も大きな命題でした。
柔軟なデータベース、繰り返し作業に強いカスタム性、初めての方でも直感的に使えるユーザーインターフェイス。「Synergy!360」は、このような作業ベースの機能に膨大なデータ解析を前提とした先進の機能を選択肢として追加することで、幅広いお客様に対応しながらマーケティングオートメーションの世界に踏み出そうとしています。また、サービス名称に付随している「マーケティングナビゲーター」というコピーも、お客様のマーケティング活動を支援する、つまり『システムがナビゲートする』という意味を込めて命名されました。
DigitalでSocialな世界は情報爆発と認知限界を生む
「Synergy!」の企画開始と時を同じくして、モバイルの浸透、SNS、Blogが台頭し、時代は情報爆発ともいえる膨大なトランザクションと向き合っていく必要性を要求していました。マスメディア、サイネージ、店頭POP、ネットやリアルで飛び交う口コミ・・・と、多種多様な情報に接触する顧客にいかに効果的に情報を届ければいいのか、という新たな問題が浮上していました。膨大な情報の摂取は顧客の認知限界を生み、必ずコミュニケーションロス(=機会損失)が発生します。効果的なアプローチとは、このロスを最小限に食い止め、顧客が必要な時に必要な情報を企業が届けられる仕組みが理想であると考えました。認知限界は多忙なマーケティング担当者だけでなく、顧客にも訪れるのです。
「Synergy!360」では、まだまだ成功事例の少ないソーシャルメディアへの対応、普及期に入ったスマートフォン対応などを通して、広く顧客の行動分析を行おうとしています。不要な情報は記憶に残らないばかりか、機械的にフィルタリングされて目に触れる機会さえない時代。顧客を取り巻く360度の環境からアクティビティを感知し、誰にいつ何を届ければいいのかをしっかり理解しておく。情報を搾取するのではなく、顧客とのエンゲージメントのもとに、企業側のアクティビティに対する顧客の反応(評価)をしっかりと認識するということです。
Facebookを皮切りに、socialなものと個人情報との連続性が改めて見直されて始めていますが、「Synergy!360」でもマス広告的なバズを追うのではなく、セグメントとして効果測定ができる仕組みづくりを目指しています。開発名称がそのまま製品名となった「Synergy!360」の“360”という言葉の由来もここにあります。
真価を発揮するのはこれから
技術トレンド、マーケット、プレイヤーの移り変わりが激しい昨今、新商品の企画/開発はお客様の現状課題を熟知して、それに応えるものでなければ市場に受け入れられません。
今回、「Synergy!」で評価をいただいている部分は継承しながら、基本となるデータベースを一から作り直し、キャンペーンや最適化という「Synergy!」になかった概念を持ち込んだ「Synergy!360」も例外ではありません。
販売前に無償でのβサービス提供という弊社では初めての試みを実施したのも、やはりお客様の声をお伺いして作り上げていくものという認識が強く社内にあるからです。ひとつひとつの機能を社内でじっくり議論して実装しているものの、運用してみれば必ず改善の余地は見つかります。それらを愚直に改善し、継続的に変革を続けること。今までもこれからも、定期的なアップデートで常に最新のアプリケーションをご利用いただけるクラウドならではの利点をいかし、シナジーマーケティングはこれからも最良のソリューションをお客様にお届けしていきます。
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