CRM顧客管理Synergy! >> CRMコラム >> 「Synergy!の技術たち」 第6回 システム監視
第6回 システム監視
「動いていて当たり前」
企業活動を支える情報システムの場合 “作る事” のみならず、むしろそれ以上に “稼動させ続ける事” にも高い技術が必要です。特に、数多くのサブシステムから構成される大規模な情報システムのおいては、それぞれのサブシステムの 『性能限界』 や 『不具合』、そして 『それらの予兆』 を如何にすばやく検出し、増強活動(*1)や補修活動(*2)につなげるかが重要です。
数多くの企業様にご利用いただいているSynergy!でも、膨大な数のサブシステムのすべての部品が常に正常に稼動している訳ではありません。
Synergy!では大きく分けて二種類の監視形態で、すべてのサブシステムの稼動状況とそれらへの通信経路の健全性を監視しています。
一つ目は 「監視コンピュータ」 から各サブシステムに対して信号を送る形態です。ちょうど潜水艦のソナー(アクティブソナー)が障害物からのエコーをもってその存在を確認する方法と似ています。ご利用企業様のパソコンからの業務リクエストと同等の信号を送信したり、コンピュータの電源供給がなされているかを確認するだけの信号を送信したり、様々なレベルの信号を送信し、そのレスポンスを随時自動確認しています。
二つ目は、各サブシステムが 「監視コンピュータ」 へ自らのステータスを報告すると言う形態です。メモリやディスクの使用状況、負荷状況だけでなく、サブシステム内ソフトウェア間の通信状況なども随時自動報告しています。
前者では、各サブシステムに負荷をかけることなく情報を集める事が出来るのに対し、後者では、より詳細な運用状況を収集する事が出来ます。
なお、それらの情報を監視コンピュータである程度自動的に解釈させたり、それらを元に監視コンピュータに何らかの初動をとらせたりする事はできますが、最終的には、監視コンピュータから逐次報告を受ける技術者自身が高度な技術知識をもって多くの “判断” をしています。
*1) システムの増強活動は、一般に「改善保守(improvement maintenance)」に分類されます。改善保守は「拡張保守」とも呼ばれますが、単にスペックアップを図るだけのものではなく、処理効率を改善するクリーニングを行ったり、各機能を見直したりして、使いやすさの向上を目指す活動すべてを含みます。
*2) システムの補修活動は、一般に「修正保守(corrective maintenance)」に分類されます。修正保守は、仕様と異なる挙動をしている部分を修正したり、故障している部分を取り替えたり、本来の仕様を満たさない場合に行われる作業で「修理保守」とも言われます。
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