CRM顧客管理ソフトSynergy! >> CRMコラム >> 「Synergy!の技術たち」 第4回 自由設計データベース
第4回 自由設計データベース
しばらくデータを管理していると、管理項目そのものを変更したくなるものです。
昔は、一列目に"名前"と二列目に"電話番号"だけを管理して満足だった電話帳も、気がつけば"ケータイ番号"や"メールアドレス"など色々と追加したくなるものです。そのような時に、どの様な準備をしておけば良いのでしょう?
そもそもデータベースとして、広く知られている仕組みとして「RDB(*1)」と「XML(*2)」があります。「RDB」では一度設計されたデータ構造を運用中に変更する事は困難である(*3)と言われているのに対し、「XML」は拡張性が非常に高いので、運用途中でデータ構造が変化する事を前提としたシステムを構築する事に向いていると言われています。また、情報集計など、データの高速処理という観点ではRDBの性能が圧倒的に高いと言われています。
サーバシステムを多くの企業様に利用していただくASPシステムのため、「契約企業は、みんな同じデータベース設計で顧客を管理するんだろう」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
しかしSynergy!では、「RDB」を高度にソフトウェア制御することによってデータ構造の変化にも柔軟に対応できるようになっています。すなわち、顧客情報の管理項目を契約企業様それぞれが自由に設計(設定)でき、しかも運用後に管理項目を追加削除する事もできます(*4)。
具体的には"誕生日"・"結婚記念日"・"初回来店日"などの『年月日データ項目』や"職業分類"・"大卒高卒"などの『単一選択型データ項目』など、データ項目をまったく自由に組み合せて使っていただけます。
ちなみに、その時「1973年4月16日」が"データ"と呼ばれるのに対し「誕生日(年月日型)」が"メタデータ(*5)"と呼ばれています。Synergy!は、データだけでなく、メタデータも「RDB」で厳密に管理しています。
*1) Relational Databaseの略。一つのデータを複数の項目の集合と考え、表(テーブル)の一行で表現します。
*2) Extensible Markup Languageの略。データの各値をタグと呼ばれる文字列で囲み、表現します。
*3) 実際、一般的な情報システムの開発では「プロジェクトの成功はデータベース設計次第だ」と言われることが少なくありません。すなわち、システムエンジニア(SE)は、そのシステムが蓄積すべきデータフォーマットを、将来の将来(?)の将来(!?)まで見渡して設計しなければなりません。時に「予備カラムA(整数型)」など、将来を見越した(??)予備的な項目を予約する事もあります。
*4) もちろん、データ分析の観点から言えば、データの管理項目を頻繁に変更するべきではありません。
*5) metaとは「超」や「上位の」という接頭辞。







