製薬会社:A社さま
治験における治験ボランティアの管理とメールコミュニケーション
医療品やワクチンの治験を行うにあたり、治験ボランティアと医療施設の間の、継続的かつ密なコミュニケーションは欠かすことができません。治験ボランティア・医療施設の双方に課せられていた、手間やコストを削減する一助として、システム導入による合理化をさせる取組についてご紹介いたします。
背 景
製薬会社A社さまでは、さまざまな医薬品やワクチンの治験を行っており、従来の治験実施時には、データの管理を紙ベースで行っていたため、管理上で以下のような多くの問題を抱えていらっしゃいました。
【医療施設側】
・治験ボランティア分の膨大な紙データの管理が大変
・記載された治験データの手集計に手間がかかる
【治験ボランティア側】
・都度医療施設への通院などが必要となり、費用も時間もかかる
・各種連絡は紙に記入して医療施設へ送付するため手間がかかる
など、これら煩雑な仕組みや問題点を改善するために、システム導入を図りました。

目 的
医療施設と治験ボランティアの間でのコミュニケーションの簡易化と、それにかかるコストの削減を目的に、以下のような改善を行いました。
【医療施設側】
・2週間に1度、状況についての簡易アンケートを、治験ボランティアの携帯にメールで配信
・治験ボランティア個人ごとに、変化の推移や連絡の有無の確認を簡便に把握できるようにする
【治験ボランティア側】
・治験への参加意識を高め、継続的な意思の確認を可能にする
その他、治験ボランティアの情報は、医療施設での閲覧を制限し、不要な情報漏えいのリスクを回避することも実現しました。
運用イメージ
治験に同意した方のみを対象に、携帯電話での治験ボランティア登録を依頼し、データベースに登録。
2週間に1度のメール配信は、実施期間である2年分をあらかじめ設定し、自動配信とすることにより運用の手間を解消。
医療施設からは、定期的にメール配信後、治験ボランティアの反応のチェックを行い、メールに対する反応がなかった治験ボランティアに対しては、医療施設から直接電話を行い、通院依頼を行う。
これらの運用フローを、20の医療施設、1,000人の治験ボランティアに対して確立。
導入効果
■治験にかかる一部コストの大幅ダウン
⇒従来比:50%のコストダウン
■医療施設が管理する治験ボランティアの継続管理の手間を解消。
■閲覧したい治験ボランティアの状況確認を、即時かつ随時行えるフローを確立
■治験ボランティアは携帯のメール確認、及び簡単なアンケートの回答による対応でデータを送付することが可能となり、医療施設への通院・電話連絡の手間が解消
紙をデータに置き換えることで、手間もコストも大幅削減。
治験にかかる医療施設の悩みと問題を、解決するお手伝いをします。

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